ルイス・ターマンLewis Madison Terman
心理学者[アメリカ]
1877年 1月15日 生
ルイス・ターマン(Lewis Madison Terman, 1877年 - 1956年)はアメリカ合衆国の心理学者。
アルフレッド・ビネーの手法を改良したスタンフォード・ビネー知能検査、1000人以上の才能児が中年になるまでの経過を追った調査Genetic Studies of Geniusで知られる。
1905年にスタンフォード大学で心理学博士号を取得。
ハイスクール校長、カリフォルニア州立師範学校ロサンジェルス校教授を経て、スタンフォード大学教授。
インディアナ州生まれ。
テルマンとも。
優生学=
ターマンは「精神薄弱」("feebleminded")者の強制的断種を支持し、Human Betterment Foundation(仮訳:人間改良財団)の一員でもあった。
ターマンの知能研究は優生学的、人種主義的動機に基づいていたと言われる。
家族=
電子工学者フレデリック・ターマンは息子。
著書=
The Measurement of Intelligence (1916)
The Gifted Child Grows Up (1947)
出典=
^ a b c 本多泰洋 米国における才能教育の歴史的考察 -黎明期から第二次世界大戦まで-
^ a b The Vexing Legacy of Lewis Terman by Mitchell Leslie
^ a b c https://www.stanforddaily.com/2019/11/06/eugenics-on-the-farm-lewis-terman/
^ 千輪浩 心的檢査法の應用的價値
^ Human Sterilization, Human Betterment Foundation. 1933.
^ 森壮也 スーザン・シュヴェイクの歴史研究が明らかにしてきた「ふつう」の正体――障害をもたらす「ふつう」とは何だったのか(森 壮也) - アジア経済研究所
^ https://www.pbs.org/transistor/album1/addlbios/terman.html