影山裕子かげやまひろこ
評論家[日本]
1932年 2月1日 生
2005年 9月13日 死去享年74歳
影山 裕子(かげやま ひろこ、1932年2月1日 - 2005年9月13日)は、日本の社会評論家、和光大学名誉教授。
長く日本電信電話公社に勤務し、調査役、国立電報電話局長などを歴任して女性管理職の先駆的存在として知られ、評論家としても活動し、女性の社会進出を訴え、後には和光大学教授となった。
影山は、女性の社会進出の妨げになるとして、労働時間に関する女子の保護規定撤廃を唱えるなど、男女雇用機会均等法(1986年)を先取りする主張を早くから展開していた。
経歴=
長野県小諸市出身(出生地は北海道札幌市)。
長野県松本深志高等学校を経て、1954年に東京大学経済学部を卒業し、成績トップで日本電信電話公社に入り、経営調査室に配属された。
1957年7月から米国のコーネル大学労使関係学部に留学や日本生産性本部への国内留学も経験し、労働経済学と婦人の問題について研究した。
1964年に著書『奥様のアルバイト』が大きな反響を呼んでからは、電電公社在職のまま評論家としても活動した。
1971年には、日本有職婦人クラブ会長となった。
1988年に日本電信電話会社を退職して和光大学経済学部教授に転じ、経営学総論などを講じた。
おもな著書=
単著=
奥様のアルバイト:夫には喜ばれ,社会にも参加できる、光文社(カッパ・ブックス)、1964年
女性の能力開発:経営管理の盲点、日本経営出版会(ケイエイ叢書)、1968年
目標管理定着のコツ10カ条:生きた実践のためのアドバイ ……
影山裕子さんが誕生してから、92年と294日が経過しました。(33897日)
亡くなってから、19年と69日が経ちました。(7009日)
26888日間 生きました。