林康治はやしこうじ

株式会社ニコニコ堂 は、かつて熊本県に存在した企業。設立当初は衣料品店。かつての熊本におけるスーパーマーケットチェーンの中核企業であり、食品スーパー業態のニコニコドーを中心に展開していた。かつては大証2部（現物株は現在の東証2部）と福証に上場していた。2000年（平成12年）12月より大手スーパーのダイエーと業務提携を行っていたが、2002年（平成14年）に民事再生法適用を申請して事実上倒産。民事再生手続においては、ダイエーとの提携を解消し、新たに広島市に本拠を置く同業のイズミがスポンサーとなり、ショッピングセンター4店舗をイズミの子会社であるゆめタウン熊本（元々山口県のSCゆめタウン長府の運営会社「長府商業開発」が改称したもの）に営業譲渡。翌年には「ニコニコドー」の商標と同屋号の店舗をイズミの設立した受け皿企業であるゆうあいマート（現：ゆめマート熊本）に営業譲渡し、以後はそれらの店舗の不動産管理業を営んでいたが、2007年（平成19年）2月25日付でゆめタウン熊本に吸収合併され、解散。後にゆめタウン熊本もイズミ本体に吸収合併され、消滅している。