阿久根治子あくねはるこ
児童文学作家[日本]
1933年 1月6日 生 (満92歳)
阿久根 治子(あくね はるこ、1933年〈昭和8年〉 - 2013年〈平成25年〉)は、児童文学作家、童謡詩人。
人物=
1933年(昭和8年)、名古屋市生まれ。
愛知県立女子短期大学(現・愛知県立大学)国文科にて、当時の学長、高木市之助に師事、上代日本文学を学ぶ。
1954年(昭和29年)に卒業後、約9年中部日本放送(
CBC)に勤務。
担当は音楽係。
勤務中より童話等を発表。
1955年、アンデルセン生誕150年祭実行委員会に参加。
1961年(昭和36年)、「「モクモク町」のある1年」を発表、講談社50周年記念児童文学賞入選候補作となる。
1963年(昭和38年)、中部日本放送を退職、中日新聞に「ぼくとアリンコピチくん」など数十編を連載。
1964年(昭和39年)、心臓発作で倒れ、持病を抱えながら創作を続ける。
1969年(昭和44年)、「やまとたける」を発表、第16回産経児童出版文化賞を受賞。
1972年(昭和47年)、「つる姫」を発表。
1975年(昭和50年)、前年に赤座憲久らと毎日新聞に連載した「東海の民話」が出版され、「八百比丘尼」「怪力妻」「桜婆」「高蔵坊狐」「ぼたもちがギャアロになった」「老狐・小牧山吉五郎」「大池には主がおらっせる」「ヒノキの芽」「庄七さと狐」「亡霊蛍・おこんの墓」「猫ヶ原の鬼婆」「漁師の願かけ」が収録される(挿絵・水谷勇夫)。
1989年(平成元年)、「こどもの図書館」1989年6月号の「再販してほしい本4」に「やまとたける」が取り上げられる。 ……
阿久根治子さんが誕生してから、92年と84日が経過しました。(33687日)