武田国男たけだくにお
武田薬品工業 元社長・会長[日本]
1940年 1月5日 生 (満84歳)
武田 國男(たけだ くにお、1940年(昭和15年)1月15日 - 2024年(令和6年)6月8日)は、日本の実業家。
武田薬品工業代表取締役会長CEO、日本経済団体連合会副会長、関西経済連合会副会長を務めた。
人物・来歴=
父・武田鋭太郎(後に六代目武田長兵衛を襲名)、母・繁子(十代目國分勘兵衛の娘)の三男として兵庫県住吉村(現:神戸市)に生まれる。
長兄・彰郎(34年生)、次兄・誠郎(35生)の三兄弟で武田家住吉別邸(銜艸居、現:武田資料館)で育つ(長男は大阪・道修町本邸に住まい後継者として教育を受ける)。
1944年甲南幼稚園に入園するが、母と2人で丹波大山に疎開。
戦後は、住吉別邸がアメリカ軍によって自宅の3分の2が接収され、同居生活を送る。
1955年に甲南高等学校に進学し、山岳部に入部。
1958年には甲南大学経済学部に進む。
それまで一度も入学試験を受けたことがなかった為、授業について行けず、大学時代は、神戸・三宮のパチンコ屋に通うのが日課であったという。
1962年に武田薬品に入社。
経理部事業計算課に配属される。
1974年、六代目武田長兵衛が会長に退き、副社長の小西新兵衛が社長となる。
小西の社長就任は、六代目の長男・彰郎へ世襲するまでの繋ぎだったという。
1781年に創業した武田薬品は、1981年の創業200周年を機に、彰郎を社長に昇進させるべく、準備が進められていた。
ところが、1980年2月、彰郎はジョギング中に倒れ46歳で急逝。
さ ……
武田国男さんが誕生してから、84年と323日が経過しました。(31004日)