グギ・ワ・ジオンゴNgũgĩ wa Thiong'o
作家[ケニア]
1938年 1月5日 生 (満86歳)
グギ・ワ・ジオンゴ(Ngũgĩ wa Thiong'o, 1938年1月5日 - )は、ケニアの作家。
当初は植民言語である英語を使用していたが決別し、現在は母語であるキクユ語を用いる。
小説に始まり、戯曲、児童文学、映画、論文、批評まで幅広く手掛ける。
来歴=
生い立ち=
ナイロビの西方約40キロに位置するリムルにあるカミリズ村付近の貧しい農家に生まれた。
母ワンジクは父ドゥーシュの三番目の妻で、グギには異母を含めると兄弟姉妹が全部で28人いた。
第二次世界大戦直後に両親は離婚。
母は強制収容所に入れられ、同母の長兄ムアンギはケニア独立を求めたマウマウ団の乱に参加した。
文学活動の開始=
東アフリカで当時最高峰の東アフリカ大学(マケレレ大学)の英文科に在学中、創作活動を始め、1962年、「英語で書くアフリカ人作家会議」でチヌア・アチェベ、ラングストン・ヒューズらの知遇を得る。
1964年に『泣くな、わが子よ』(「夜が明けるまで」とも)を発表、同作品で世界黒人芸術祭最優秀作品賞を受賞。
この当時はキリスト教徒としてJames Ngũgĩを名乗っていた。
同年、大学を卒業。
記者活動を経て、
英国留学=
翌1965年から3年間、英国大使館奨学金を得てリーズ大学に留学し、主に西インド文学を専攻した。
1965年、en:The River Betweenを発表。
帰国=
帰国した1967年、ナイロビ大学その他で教鞭を執った。
1969年にナイロビ大の学生ストに対する大学当局の措置に抗議し、辞職した。 ……
グギ・ワ・ジオンゴさんが誕生してから、86年と321日が経過しました。(31733日)