友永詔三ともながあきみつ
人形作家[日本]
1944年 12月18日 生 (満79歳)
友永詔三(ともなが あきみつ、1944年〈昭和19年〉12月8日 - )は、日本の造型作家である。
1979年4月2日から1982年3月19日までNHK総合テレビで放送された人形劇『プリンプリン物語』の人形美術を担当したことで知られる。
2002年に川越祭(川越氷川祭、国の重要無形文化財)の仙波町の山車人形仙波二郎安家の人形を制作。
経歴=
1944年、高知県高岡郡窪川町(現四万十町)に生まれる。
高知県立須崎工業高等学校、専門学校東京デザイナー学院インテリアデザイン科を経て1967年に東宝舞台美術部に入社する。
同年、オーストラリアの人形劇団『Peter Scriven's Tintookies』(参考 ピーター・スクリベン)のオーディションに合格。
人形デザインの勉強に専念するため東宝舞台を退社し、翌1968年にはオーストラリアに渡る。
1970年までオーストラリアでピーター・スクリベン、イゴール・ヒチカ(Igor Hyczka、ロシア、マリオネット美術家)に師事する。
帰国後、東京デザイナー学院の講師を務めながら、芸術マリオネット劇の上演、美術、演出、人形制作に携わる。
1978年にNHKより人形劇演出のオーディションの誘いがあり、これを受けて採用が決定。
『プリンプリン物語』で採用された人形には、関節部分が球体となった球体関節人形があり、操演の難度は高いものの動作の自由度が高く、幅広い表現が可能であった。
その後番組終了まで約500体以上の人形を製作した。
その後も、人形美術、舞台美術、木 ……
友永詔三さんが誕生してから、79年と338日が経過しました。(29193日)