神田千里かんだちさと
歴史学者・日本史[日本]
1949年 12月13日 生 (満74歳)
神田 千里(かんだ ちさと、男性、1949年12月 - )は、日本の歴史学者。
専門は日本中世史(中世後期の宗教社会史)。
前東洋大学文学部教授。
東京都出身。
略歴=
武蔵高等学校、1976年東京大学文学部卒、1983年同大学院博士課程単位取得退学。
99年「一向一揆と戦国社会」で東大文学博士。
高知大学人文学部助教授、東洋大学文学部教授。
2020年定年退任。
専門は中世後期の宗教社会史で、一向一揆の研究を展開しているほか、京都を中心とする室町将軍の管轄領域である戦国期の「天下」と織田政権・諸大名の関わりについても研究を発表している。
また、中世の土一揆と島原の乱の共通点に着目した論考も発表している。
著書=
単著=
『一向一揆と真宗信仰』 吉川弘文館 中世史研究選書、1991年
『信長と石山合戦―中世の信仰と一揆』 吉川弘文館、1995年、新版2008年
『一向一揆と戦国社会』 吉川弘文館、1998年
『戦国乱世を生きる力 日本の中世11』 中央公論新社、2002年/改題『戦国乱世を生きる力』ちくま学芸文庫、2021年
『土一揆の時代』 吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー〉、2004年
『島原の乱 キリシタン信仰と武装蜂起』 中央公論新社〈中公新書〉、2005年/講談社学術文庫、2018年8月
『一向一揆と石山合戦 戦争の日本史14』 吉川弘文館、2007年10月
『宗教で読む戦国時代』 講談社選書メチエ、2010年
『蓮如―乱世の民衆とともに歩んだ宗教者』 山川出版社〈日本史リブレット人〉、2012 ……
神田千里さんが誕生してから、74年と345日が経過しました。(27374日)