モシェ・カツァブMoshe Katsav
政治家[イスラエル]
1945年 12月5日 生 (満78歳)
モシェ・カツァブ、若しくはモーシェ・カッツァーブ(ヘブライ語:משה קצב、ラテン文字転写:Moshe Katsav (Mōshéh Qaŝŝābh)、1945年12月5日- )は、イスラエルの政治家。
同国大統領(第8代)。
イランのヤズドで生まれたユダヤ人である。
概要=
幼児期はイランの首都であるテヘランで過ごしたが、1951年に6歳でイスラエルに帰還・移住。
移住後は中東からの帰還ユダヤ人であるミズラヒムの社会に属し、右派政党のリクード党員となり、小さな町の町長を経て1977年にクネセト(国会)議員に初当選し、以来7回当選。
運輸相、観光相などを歴任した。
1992年のリクードの党首選に出馬するものの、ベンヤミン・ネタニヤフの前に敗北。
一般にイスラエルの政治家エリートには軍歴が求められるのだが、そういったものとは無縁な政治家として、イスラエル政界において異色な存在であった。
党内では最古参のメンバーで、穏健派に属した。
大統領就任=
歴代リクード政権で閣僚を務めてきた後、2000年7月31日に実施された大統領選(クネセト議員による間接選挙制)で労働党のシモン・ペレスと争い勝利した。
対立候補が、ノーベル平和賞受賞者のペレスだったことから、下馬評ではカツァブ大敗を予想する声が大勢であったが、結果はカツァブの逆転勝利だった。
第1回の投票ではカツァブが60票。
ペレスが57票という結果だったが両者とも過半数を獲得できなかったため(過半数は61議席)、勝敗は ……
モシェ・カツァブさんが誕生してから、78年と351日が経過しました。(28841日)