西森秀稔にしもりひでとし
物理学者[日本]
1954年 11月29日 生 (満69歳)
西森 秀稔(にしもり ひでとし、1954年 - )は、日本の物理学者。
東京工業大学特任教授。
専門は理論物理学、数理物理学、統計物理学。
量子アニーリングの提唱者。
高知県高知市生まれ。
略歴=
1973年 高知県立高知西高等学校を卒業。
1977年 東京大学理学部物理学科を卒業。
1981年 カーネギーメロン大学で博士研究員となる。
1982年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程を修了、理学博士の学位を取得。
ラトガーズ大学の博士研究員に着任。
1984年 東京工業大学理学部物理学科の助手となる。
1990年 東京工業大学理学部物理学科の助教授に就任。
1996年 東京工業大学理学部物理学科の教授に昇進
2020年3月 東京工業大学を定年退職
2020年4月 東京工業大学の特任教授に就任
受賞歴・栄典=
1990年 - 第4回日本IBM科学賞-『ゲージ対称性を用いたスピングラスの理論的研究』
2006年 - 第52回仁科記念賞-『ランダムスピン系における「西森線」の発見』
2018年 - C&C賞
2021年 - 科学技術分野の文部科学大臣表彰
2021年 - 紫綬褒章
2023年 - 市村学術賞
著作=
『スピングラス理論と情報統計力学』(岩波書店、1999年)
Nishimori, Hidetoshi (2001). Statistical Physics of Spin Glasses and Information Processing: An Introduction. Oxford: Oxford University Press.
西森秀稔さんが誕生してから、69年と358日が経過しました。(25560日)