内藤初穂ないとうはつほ
ノンフィクション作家[日本]
1921年 1月3日 生
2011年 10月20日 死去享年91歳
内藤 初穂(ないとう はつほ、1921年1月3日 - 2011年10月20日)は、日本のノンフィクション作家。
大日本帝国海軍技術大尉。
父は仏文学者で『星の王子さま』の翻訳で知られる内藤濯。
略歴=
東京生まれ。
東京の府立高等学校を卒業。
東京帝国大学工学部船舶工学科卒業。
海軍航空技術廠科学部勤務。
岩波書店編集部、会社経営を経て作家に。
2005年、第9回海洋文学大賞特別賞を受賞。
2006年、『星の王子の影とかたちと』で日本エッセイストクラブ賞受賞。
2011年10月20日、胃がんのため神奈川県鎌倉市の病院で死去。
90歳没。
逸話=
吉村昭が『戦艦武蔵』を書く際に世話になったため、『星の王子の影とかたちと』には吉村の帯文がついている。
著書=
『海軍技術戦記』(図書出版社、1976年)
『機密兵器奮竜』(図書出版社、1979年)
『つきとあそぼう』(絵・谷内こうた、至光社、1980年)
『桜花 非情の特攻兵器』(文藝春秋、1982年/中公文庫、1999年)
『狂気の海 太平洋の女王浅間丸の生涯』(中央公論社、1983年)
『太平洋の女王浅間丸』(中公文庫、1998年)
『軍艦総長 平賀譲』(文藝春秋、1987年/中公文庫、1999年)
『トーマス・B・グラバー始末 明治建国の洋商』(アテネ書房、2001年)
『星の王子の影とかたちと』(筑摩書房、2006年)
『戦艦大和へのレクイエム 大艦巨砲の技術を顧みる』(グラフ社、2008年)
編・訳=
リチャード・カーリントン『失われた動物』真城正明共訳 ……
内藤初穂さんが誕生してから、103年と322日が経過しました。(37943日)
亡くなってから、13年と33日が経ちました。(4781日)
33162日間 生きました。