生年月日データベース

伊藤傳三いとうでんぞう

伊藤ハム 創業者[日本]

1908年 11月19日

1981年 6月22日 死去享年74歳

伊藤 傳三 (いとう でんぞう、1908年(明治41年)11月19日 - 1981年(昭和56年)6月22日)は、実業家、元伊藤ハム栄養食品社長。
現・伊藤ハム株式会社創業者である。
生涯= 三重県三重郡塩浜村(現・三重県四日市市)出身。
15歳で父を亡くし、母と二人で大阪へ向かい、海産物問屋に丁稚奉公で住み込みを始める。
20歳で大阪に伊藤食品工業を設立し、経験のあった海産物加工の販売から始め、資本金もすべて借金で賄っていたが、翌年、世界恐慌の影響で会社が倒産。
2年後、神戸で伊藤が丁稚時代から夢見ていたハム・ソーセージの食肉加工業を開始。
魚肉ソーセージから販売し、低価格と風味の良さが評判を得て大丸・阪急にも卸すようになる。
しかしソーセージには豚腸を使っていたため、ケーシングに小さな穴が開いており、日が経つと水気が漏れバクテリアが繁殖し、悪臭を放っていた。
そのため返品が相次ぎ工場も閉鎖に追い込まれ、2度目の挫折を味わう。
「返品やできそこないのソーセージをリヤカーにうず高く積んで、真夜中に葦合区の生田川じりへ20貫、30貫と捨てた。
運びながらこらえきれなくなって涙がポロポロ出た。
」と後に伊藤は語っている。
その後、図書館や兵庫県衛生試験場に足繁く通い、食品衛生の知識を徹底的に学習し、並行してハム・ソーセージの温度管理や塩漬け技術も学習した。
再起を賭けて事業を再開するものの、資本不足の為他社と同じような ……

伊藤傳三さんが誕生してから、116年と2日が経過しました。(42371日)
亡くなってから、43年と152日が経ちました。(15858日)
26513日間 生きました。

推定関連画像