レム・コールハースRem Koolhaas
建築家[ニュージーランド]
1944年 11月17日 生 (満80歳)
レム・コールハース(Rem Koolhaas、1944年11月17日 - )は、オランダのロッテルダム生まれの建築家、都市計画家。
ジャーナリストおよび脚本家としての活動の後、ロンドンにある英国建築協会付属建築専門大学(通称AAスクール)で学び建築家となった。
彼は自分の建築設計事務所OMA(Office for Metropolitan Architecture)とその研究機関であるAMOの所長である。
またハーバード大学大学院デザイン学部における“建築実践と都市デザイン”の教授でもある。
人物=
在ベルリン・オランダ大使館
彼は実際の建築物より著作物の方が知られている。
代表作である『錯乱のニューヨーク』や、1995年にグラフィックデザイナーのブルース・マオと競作した『S,M,L,XL』など、建築理論に関する影響力の強い本は有名である。
『錯乱』で「マンハッタニズム」という都市理論を提唱し、摩天楼が具体的な例として取り上げられた。
彼は社会主義者であったが、資本主義による巨大建築を権力や宗教によるものではなく善悪の彼岸を超えたものとして評価する。
建築作品や著作物において、一方では建築の素材を生かすこと・ヒューマンスケールの維持・注意深く練られた建築意図などヒューマニストとしての理想を守るために戦うという規範を守ろうとしているが、他方では、物質経済・人間のサイズをはるかに超えたスケールの建築・雑然とした設計意図の建物の乱立など、急速にグローバル化する資本主義社会の流れに興味を ……
レム・コールハースさんが誕生してから、80年と4日が経過しました。(29224日)