鶴見済つるみわたる
フリーライター[日本]
1964年 5月9日 生 (満60歳)
鶴見 済(つるみ わたる、1964年 - )は、日本のフリーライター。
東京都出身。
東京大学文学部社会学科卒業。
代表作は『完全自殺マニュアル』。
人物=
大学時代に社会学者・見田宗介に出会い、その思想に影響を受けたり、ゼミにも参加した歴史学者・木村尚三郎の低成長時代論から影響を受ける。
大学卒業後、大手電機メーカー、出版社勤務を経てフリーライターとなる。
1993年『完全自殺マニュアル』(太田出版)がベストセラーとなったことで一躍有名となった。
出版当時29歳。
鶴見は一貫して、現代日本社会における「生きづらさ」「どうすれば楽に生きられるのか」という問題にこだわってきた。
デビュー作の『完全自殺マニュアル』では、いざとなれば死ぬこともできるのだから、「頑張って生きる」「強く生きる」という生き方から降り、苦しい日常生活をより楽に生きていくことを提唱した。
1996年には、「自殺もせずになんとか楽に生きていくための実用書」と前置きされた『人格改造マニュアル』を出版し、クスリや精神療法、瞑想などにより内面をコントロールすることで日常を乗り切るという選択肢を提示。
長年にわたる自らの精神科通院体験も元になっているという。
またドラッグに関しては、「Just Say NoからJust Say Knowへ」という世界的な流れを受けて、タブーにするのではなく知識の提供に努めた。
1998年に出版された『檻のなかのダンス』では、自らのレイヴ体 ……
鶴見済さんが誕生してから、60年と196日が経過しました。(22111日)