小島一郎こじまいちろう
写真家[日本]
1924年 11月14日 生
1964年 7月7日 死去享年41歳
小島 一郎(こじま いちろう、1924年11月14日 - 1964年7月7日)は日本の写真家。
人物=
青森県青森市出身。
戦後、青森を拠点に北国の風景を撮り続けた。
写真家として本格的に活動したのは、1954年頃から死去までの10年ほどに限られている。
この間、厳寒の津軽や下北の風土を大胆な構図と独特の世界観で表現する。
雪原、農作業風景など平凡な被写体と覆い焼きによって強調した空の風景から生み出される強烈なイメージや構図力と確かな技術は、日本の報道写真のさきがけである名取洋之助からも高い評価を受ける。
ベタ焼きに代わるものとして考え出した通称「小島のトランプ」と呼ばれる手札サイズの作品群も特徴的である。
また、小島の写真店に勤めていた沢田教一に大きな影響を与えた。
略歴=
1924年 - 青森市大町(現本町)に写真材料商を営む父平八郎と、母たかの長男として出生。
青森県立商業学校(現青森県立青森商業高等学校)卒業。
1944年 - 日中戦争に召集、中国各地を転戦。
1946年 - 復員し、家業の写真材料商を継ぐ。
1953年 - 弘子夫人と結婚。
1954年 - 写団「北陽会」会員となる。
この頃から本格的な写真家としての活動を開始。
「パイプ」にて東奧美術展特選。
国際写真サロン入選(翌年も連続入選)。
1956年 - 日本カメラクラブ対抗写真コンテスト優秀賞を受賞。
1957年 - 青森美術文化協会展出品。
1959年 - 作品が雑誌『世界』に掲載。
1960年 - 県 ……
小島一郎さんが誕生してから、100年と7日が経過しました。(36532日)
亡くなってから、60年と137日が経ちました。(22052日)
14480日間 生きました。