藤原ていふじわらてい
作家[日本]
1918年 11月6日 生
2016年 11月15日 死去老衰享年99歳
藤原 てい(ふじわら てい、1918年11月6日 - 2016年11月15日)は、日本の作家。
夫は作家の新田次郎(本名・藤原寛人)、数学者でエッセイストの藤原正彦は次男。
エッセイストの藤原咲子は長女。
孫はベーシストの村井研次郎。
旧姓両角。
来歴・人物=
長野県茅野市出身。
県立諏訪高等女学校(現、諏訪二葉高等学校)卒業。
1939年、新田と結婚。
1943年に新京の気象台に赴任する夫と共に満州に渡る。
敗戦後の1945年、夫を一時残して子供を連れ満州より引き揚げ、帰国後しばらくして新田も帰国。
帰国後、遺書のつもりでその体験をもとに、小説として記した『流れる星は生きている』はベストセラーとなった。
一部創作も含まれている。
またTBSの『愛の劇場』で1982年にドラマ化された。
読売新聞「人生案内」の回答者を1997年3月まで約13年間務めた。
80歳を過ぎた頃から認知症を発症し、表舞台から退いた。
2016年11月15日、老衰のため死去。
98歳没。
著書=
『流れる星は生きている』日比谷出版社 1949
青春出版社、偕成社文庫、中公文庫、ちくま少年文庫 で再刊
『灰色の丘』寳文館 1950
『生きがい論』秋元書房 1971
『いのち流れるとき ひとりの女として妻になる才覚』青春出版社 1971
『赤い丘赤い河 十字架を背負って』修道社 1972
『果てしなき流れのなかに』家の光協会 1977、のち中公文庫
『かぎりなき日々に』家の光協会 1981
『旅路 自伝小説』読売新聞社 1981、のち中公文庫
『 ……
藤原ていさんが誕生してから、106年と15日が経過しました。(38732日)
亡くなってから、8年と6日が経ちました。(2928日)
35804日間 生きました。