モニカ・ヴィッティMonica Vitti
女優[イタリア]
1931年 11月3日 生
モニカ・ヴィッティ (Monica Vitti, 1931年11月3日 - 2022年2月2日) は、イタリアの女優。
モニカ・ビッティとも表記される。
来歴=
1931年11月3日、ローマでMaria Luisa Ceciarelliとして生まれた。
10代の頃からアマチュア劇団に参加し、ローマの演劇学校で学んだ。
その後、舞台女優としてヨーロッパを回った。
1954年に映画デビュー。
1957年、ミケランジェロ・アントニオーニの劇団に参加し、『さすらい』に端役で出演した。
以後、『情事』(1960年)、『夜』(1961年)、『太陽はひとりぼっち』(1962年)、『赤い砂漠』(1964年)とアントニオーニ監督作品の常連となり、世界的に知られるようになった。
1974年、『Polvere di stelle』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞女優賞を受賞した。
1995年には第52回ヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞した。
私生活=
1960年代を通してアントニオーニとは公私ともにパートナーであり、1968年にはアントニオーニからプロポーズされたが、結婚することはなかった。
その後、1995年、ロベルト・ルッソ(it:Roberto Russo)と結婚した。
2022年2月2日、死去。
主な出演作品=
情事 L'Avventura (1960年)
夜 La Notte (1961年)
太陽はひとりぼっち L'Eclisse (1962)
スエーデンの城 Château en Suède (1963年)
赤い砂漠 Il deserto rosso (1964年)
トプカピ(1964年)
私は宇宙人を見た Il disco volante(1964年)
唇からナイフ Modesty Blaise (1966年)
ゆかいな結婚 Ti ho sposato per allegria、1967年 - ……