玄田有史げんだゆうじ
経済学者、東京大学教授・労働経済学[日本]
1964年 10月30日 生 (満60歳)
玄田 有史(げんだ ゆうじ、1964年(昭和39年) - )は、日本の経済学者、東京大学教授。
専攻は労働経済学。
島根県出身。
略歴=
1964年島根県生まれ。
島根県立松江南高等学校卒業。
1988年に東京大学経済学部を卒業した後同大学院に進学するが、第II種博士課程を4年で退学し、学習院大学経済学部専任講師に就任。
その後、同大学の助教授、教授、および東京大学社会科学研究所助教授を経て、2007年より東京大学社会科学研究所教授。
2002年には大阪大学より経済学の博士号を取得した。
2021年度より2023年度まで東京大学社会科学研究所長。
2022年春、紫綬褒章受章。
2024年度より東京大学副学長。
研究歴=
2001年に出版した、中高年層の雇用(既得権益とみなす)を守るために若年層の雇用を抑制する日本の民間企業の現状を分析した経済評論『仕事のなかの曖昧な不安 揺れる若年の現在』(中央公論新社)によりサントリー学芸賞及び日経・経済図書文化賞を受賞。
2004年に出版した『ニート―フリーターでもなく失業者でもなく』(幻冬舎)が契機となり「ニート」(若年無業者)の存在が広く知られるようになったと自ら語っている。
2005年より東京大学社会科学研究所の全所的プロジェクトである「希望学」(希望の社会科学)研究のリーダーとして活動。
宇野重規、中村尚史、橘川武郎、中村圭介らと岩手県釜石市や福井県における地域調査などを実施した。
2010年よりサントリー ……
玄田有史さんが誕生してから、60年と22日が経過しました。(21937日)