マクシミリアン・ロベスピエールMaximillien Francois Marie Isdore de Robespierre

マクシミリアン・フランソワ・マリー・イジドール・ド・ロベスピエール（仏: Maximilien François Marie Isidore de Robespierre, 1758年5月6日 - 1794年7月28日）は、フランス革命期で最も有力な政治家であり、代表的な革命家。
ロベスピエールは国民議会や国民公会で代議士として頭角をあらわし、共和主義が勢力を増した8月10日事件から権勢を強め、1793年7月27日に公安委員会に入ってからの約一年間はフランスの事実上の首班として活躍。
左翼のジャコバン派および山岳派の指導者として民衆と連帯した革命を構想。
直接に参加した事件は最高存在の祭典とテルミドールのクーデターのみであり、もっぱら言論活動によって権力の頂点に登りつめた。
しかし国外の第一次対仏大同盟といった反革命軍、内部のヴァンデの反乱に代表される反乱に直面し、危機的状況にあった革命政府では非常事態を乗り越え革命を存続させるため、敵を徹底的に排除する事を目的に恐怖政治が支持される。
ロベスピエールはそれに同意した。
彼の権力下における恐怖政治は共和国を守るためとして、自党派内を含む政敵といった反革命とみなした人物を大量殺害するものであり、これは後のテロリズムの語源となった。
一方、普通選挙を擁護し民主主義を標榜したが、その評価には恐怖政治期の独裁者というイメージが定着している。
概要= 1758年フランス北部に位置するアルトワ州の地方都市アラスで、弁護士の家庭に生まれる。
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