マハティール・ビン・モハマドMahathir bin Mohamad
政治家、元首相[マレーシア]
1925年 7月10日 生 (満99歳)
マハティール・ビン・モハマド(マレー語: Tun Dr Mahathir bin Mohamad、1925年7月10日 - )は、マレーシアの政治家、医師。
同国首相(第4代:1981年 - 2003年、第7代:2018年 - 2020年)、暫定首相(2020年2月24日 - 3月1日)などを歴任した。
日本統治下で思春期を過ごし、戦後は英国植民地からの独立運動に身を投じた。
1953年マラヤ大学シンガポール校(現・シンガポール国立大学)医学部を卒業後に医務官となるが、のちに開業医となる。
1964年下院議員に初当選。
1969年トゥンク・アブドゥル・ラーマン首相と対立し統一マレー国民組織(UMNO)を追放されるが、1972年UMNOに復帰。
1974年教育相、1976年副首相兼貿易相、1981年UMNO総裁、同年7月マレーシア第4代首相に就任。
1986年より内相、1987年より法相兼務。
マハティールは、1981年~2003年の前在任期間中、日本を手本に国の開発を進める「ルックイースト政策」を採用し、自国を「東南アジアの優等生」と呼ばれるまでに成長させた。
特に1990年代のGDP(国内総生産)成長率は9%台と著しく、1996年には10%の大台にも載せている。
この時期の1998年には超高層ビルであるペトロナスツインタワーも完成している。
1990年にはEAEG(東アジア経済圏構想)、後のEAEC(東アジア経済協議体)のビジョンを提示し、地域経済協力の枠組みの必要性を述べ、“アジアの意志”の代弁者と呼ばれるなど、独自のアジア的価値観を持つ強力な指導者である。
2003年に退任したが、201 ……
マハティール・ビン・モハマドさんが誕生してから、99年と136日が経過しました。(36296日)