桜むつ子さくらむつこ

桜 むつ子（さくら むつこ、1921年2月15日 - 2005年1月23日）は、日本の女優。
東京府東京市小石川区（現：東京都文京区）大塚出身。
本名：佐藤 文子。
血液型O型。
最終所属はエトワアル。
趣味はゴルフ。
大塚尋常小学校卒業。
人物= 1933年（昭和8年）に松旭斎天勝の一座へ入座し、松旭斎文子の名を貰い、芸能活動を開始（もともと幇間だった父に連れられて花柳界に出入りしていたこともあり、すぐに踊りの才能を開花させる）。
その後、「新興ショー」のスターとして歌と踊りで人気を博し、藤リエ子という芸名で吉本興業のコメディアンの木戸新太郎と「暁新劇団」を結成。
木戸とは間もなく結婚し、子供も生まれたが、のちに別れている。
またこの時期に前後して桜むつ子の芸名を名乗るようになる。
戦後、「東京ロックショー」、「アキレタボーイズ」、「東京レビュー団」、「新風俗」など浅草を中心に軽演劇団で活躍した。
浅草軽演劇の花形女優として大衆を魅了し、晩年の永井荷風にも気に入られて（『開運!なんでも鑑定団』〈2022年1月11日放送分〉で彼女の孫が永井自筆の色紙を依頼品として出演し、当時の経緯を証言していた）、「文豪永井荷風が推奨する軽演劇界のナムバーワン」などという売り文句で、1950年に入社した松竹のホープとして映画『頓珍漢桃色騒動』で映画デビューする。
映画俳優として、木下惠介監督作品や、小津安二郎作品に複数回起用され、庶民的 ……