桂文治かつらぶんじ
落語家・10代目[日本]
(本名・関口達雄)
1924年 1月14日 生
2004年 1月31日 死去急性骨髄性白血病享年81歳
桂 文治(かつら ぶんじ)は、落語の名跡。
当代は11代目。
概要=
もとは上方落語の名跡であるが、3代目以降は東西に分裂し、5代目以降は江戸・東京の落語の名跡に移る。
ただし、7代目のみ上方に戻っている(10代目以降は上方の7代目の孫弟子・曾孫弟子に引き継がれているが、いずれも江戸の落語家である)。
現在は江戸(東京)桂一門の止め名であり、また東西落語界を含めた桂一門の宗家でもある。
なお、「桂」の亭号の由来に関しては、初代文治が大阪市北区にある佳木山(「桂木山」とあるのは誤り)太融寺の檀家であったことから、寺の山号から連想して名付けたのだという。
(大阪市西成区天下茶屋にある石碑「桂塚」の碑文の説。
『落語系圖』p63に翻刻あり。
)
一方、『落語系圖』p.65所載の説によれば、初代文治の先祖が「桂中納言左近」という人であったため「桂」を名乗ったとあるが、詳しいことは不明。
一覧=
初代桂文治
2代目桂文治 - 初代文治の実子
江戸3代目桂文治 - 後∶初代桂文楽
上方3代目桂文治 - 本項にて記述
江戸4代目桂文治 - 後∶桂桂寿
上方4代目桂文治 - 本項にて記述
5代目桂文治 - 当該項目で記述
6代目桂文治 - 江戸四代目文治の長男
7代目桂文治 - 一代限りではあるが、由緒ある大名跡を上方の地へと取り戻した。
8代目桂文治 - 実母が6代目文治の後妻となったためその養子となり8代目を継いだ。
9代目桂文治 - 9代目の弟子は本来の江戸桂派のうち今も桂 ……
桂文治さんが誕生してから、101年と347日が経過しました。(37237日)
亡くなってから、21年と330日が経ちました。(8000日)
29237日間 生きました。



