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チャールズ・コワルCharles Thomas Kowal

文学者[アメリカ]

1940年 11月8日 生 (満83歳)

チャールズ・トーマス・コワル(Charles Thomas Kowal、1940年11月8日 - 2011年11月28日)はアメリカ合衆国の天文学者。
ニューヨーク州バッファロー出身。
小惑星、彗星の発見者として知られる。
1961年から1984年にかけてカリフォルニア工科大学のパロマー山天文台とウィルソン山天文台で勤務した。
初めはIa型超新星の捜索を行っていたが、同僚のエレノア・ヘリン、ユージン・シューメーカーに刺激を受けて彗星、小惑星の捜索に軸足を移した。
木星の衛星 レダを1974年に、テミスト を1975年に発見した。
テミストは一時行方不明になり、2000年に再発見された。
1977年には小惑星か彗星かで論争になった小惑星(2060)キロンを発見した。
キロンを含めて、19個の小惑星の発見者、共同発見者である。
そのなかにはアテン群の小惑星 (2340) Hathor、アポロ群の小惑星 (1981) Midas、(2063) Bacchus、(2102) Tantalus、(5660) 1974 MAや アモール群の小惑星(4596)1981 QBと(4688)1980 WF、トロヤ群の(2241) Alcathousと(2594) Acamasが含まれる。
小惑星以外に多くの銀河系外超新星や彗星を発見した。
発見した彗星のなかには99P/コワル第1彗星、 104P/コワル第2彗星、134P/コワル・ヴァーヴロヴァー彗星、143P/コワル・ムルコス彗星、158P/コワル・LINEAR彗星が含まれる(キロンは彗星の記号95P/Chironも持つ)。
1979年に ジェームズ・クレイグ・ワトソン・メダルを受賞した。
1996年から2006年まで応用物理研究所で勤務したのち引退し、2011年にワシントン ……

チャールズ・コワルさんが誕生してから、83年と162日が経過しました。(30478日)

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