生年月日データベース

カラカラLucius Septimius Bassianus

第21代ローマ帝国皇帝[ローマ帝国]

(ユリウス暦) 0188年 4月4日

(ユリウス暦) 0217年 4月8日 死去享年30歳
カラカラ - ウィキペディアより引用

ルキウス・セプティミウス・バッシアヌス(ラテン語: Lucius Septimius Bassianus、188年4月4日 - 217年4月8日)は、ローマ帝国の皇帝で、セウェルス朝の君主としては第2代当主となる。
本名よりもカラカラ(Caracalla)という渾名で呼ばれる場合が多く、歴史学者達もこのように呼称している。
セウェルス朝の初代君主セプティミウス・セウェルスの長男であり、ローマ史上に残る暴君の一人として記憶される。
一方で全属州民にローマ帝国の国民としての権利と義務(市民権)を与えるアントニヌス勅令を決定し、結果的にローマ領内における民族・人種による出自差別を撤廃したことで知られる。
他に銀貨の改鋳(銀の含有量を減らした)、大浴場(カラカラ浴場)の建設などを肯定的に評価する歴史家も存在する。
ただし勅令の目的は歴史家カッシウス・ディオによれば税収拡大が目的ではないかと考えられており、また利点以外に様々な影響をもたらした。

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