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ネルウァMarcus Cocceius Nerva Caesar Augustus

第12代ローマ帝国皇帝[ローマ帝国]

(ユリウス暦) 0035年 11月8日

(ユリウス暦) 0098年 1月27日 死去熱病享年64歳
ネルウァ - ウィキペディアより引用

マルクス・コッケイウス・ネルウァ(ラテン語: Marcus Cocceius Nerva Caesar Augustus 35年11月8日 - 98年1月27日)は、第12代ローマ皇帝で、ネルウァ=アントニヌス朝の初代皇帝。
フラウィウス朝断絶後の混乱の中で皇帝に即位したが、老齢で跡継ぎが望めなかった為に腹心であるトラヤヌスを王朝の後継者とした。
以降、トラヤヌスの親族達により帝位は継承されていった為、新王朝成立の重要な契機を与えた存在でありながら歴代君主と血縁関係にないという特異な立場を持つ事になった。
ネルウァはユリウス=クラウディウス朝最後の君主ネロ、及び続いて成立したフラウィウス朝に仕えて立身を果たした。
ネロ帝の時代にはピソの陰謀を防いだ活躍で知られる。
ネロ自害後の内乱ではフラウィウス朝を支持してウェスパシアヌス帝から71年の執政官に叙任され、その息子ティトゥスとドミティアヌスの代にも執政官に任命されるなど王朝の重臣として重用された。
ドミティアヌス暗殺後、元老院によってネルウァは皇帝に推挙された。
それまで単に帝位を追認するだけの存在に成り下がっていた元老院の主導で皇帝選出が行われた初の事例となった。
ネルウァ帝は既に65歳という当時ではかなりの高齢になっていた事から臨時的な皇帝就任と考えられ、主にドミティアヌス時代に迫害された人々の名誉回復に努めた。
しかし軍の掌握については思うように進められず、軍の実力者であった将軍トラヤヌスを ……

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